今回から、選手がどのポジションに配置されているかを見て、今季を振り返ってみたいと思います。まずはOL編です。PFFの列はPFFの評価ポイント(平均は60.0)、ポジション配置もPFFを参照しています。各ポジションの数字は出場スナップ数、ExOLは6人目・7人目のOLとしての出場です。ポストシーズンも含んでいます。

名前 PFF LT LG C RG RTExOL
クロス77.6995
ゼイベル61.71242
サンデル63.5920
ブラッドフォード48.91223
ルーカス81.01252
オルワティミ59.0
3181
ジョーンズ73.1242316
ヘインズ45.0101117
キャベルデュー73.43615
カイト76.0183
リッチマン60.01

まず思うのは、スターターが全体的に健康な状態を保っていた、というところですね。LGゼイベル、RGブラッドフォード、RTルーカスがほぼ全スナップ出場、LTクロスとCサンデルは途中で一時離脱しましたが、全体の80%程度のスナップで出場することができました。特に膝に不安のあるRTルーカスがほぼ全スナップに出場できたというのは大きかったですね。



スターターの中でPFFの評価が一番低かったのは、やはりRGブラッドフォードでした。ただし、ペナルティは昨季の9から今季は5と減っています。OL全体のペナルティも40から26に減っていて、このあたりはOLコーチベントンのおかげでしょう。

PFF以外の評価も見てみると、ESPNのパスブロックウインレート(PBWR:パスプレイで相手ディフェンダーを2.5秒以上ブロックできた割合)では、LTクロスがタックルで13位、ランブロックウインレート(RBWR:ランプレイで相手ディフェンダーを2.5秒以上ブロックできた割合)では、LGゼイベルがIOLで堂々1位になっています。



※ベテランのDLレナード・ウィリアムズがルーキーのゼイベルの助言を受けてサックを奪った、という話です。ゼイベルのルーキー離れしたアドバイスと、攻撃・守備がお互いに協力してチームが一丸となっている、というのがわかるインタビューでした。

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控えOLも頑張りました。スイングタックル(LT・RT両方できる)のジョーンズはクロス欠場時に出場してPFF73.1と好得点、さらにジョーンズも欠場した時に出場した第3LTのドラフト外ルーキーLTカイトもPFF76.0と頑張りました。Cサンデルの控えCオルワティミは実績がありますので安定したスナップでした。スーパーボウルの4QではオルワティミとジョーンズがエクストラOLとして1スナップ出ていましたね。ボーナスというところでしょうか。

全体的に見ると、昨季はNFLで最下位レベルだったOLが、今季はNFL平均やや上ぐらいのレベルまで上がりました(PFFでは31位15位)。これは、ルーキーLGゼイベルの加入とOLコーチのベントンの指導が大きかったと思います。さらに言えば、QBダーノルドが早めにボールを投げたおかげ、そういう戦術を立てたOCクビアクのおかげとも言えますね。

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こんな感じで、各ポジションを見ていきたいと思います。次はWR編です。