FA補強はひと段落だと思いますので、昨季の振り返りに戻ります。NFLの年度が替わったので、タイトルは「今季」から「昨季」に変更します。カテゴリーは「NFL2025」のままです。
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ポジション配置で昨季のシーホークスを振り返る、攻撃編の最終回、QB編です。
※PFFはPFFの評価ポイント。QBはQBの位置(中央)、バックはバックフィールド(スクリメージラインから1ヤード以上後方)、インラインはスクリメージライン上、スロットは内側に配置されるレシーバー、ワイドは外側に配置されるレシーバー、それぞれの配置でのスナップ数です。
QBダーノルドにいくつかQB配置以外のスナップがありますが、これは、
・バックに配置されている12スナップはバーンヤード(BarnYard):前回説明したTEバーナーをQBの位置に置いた強化版スニーク
・残りのスロットとワイド4スナップは、QBミルローがQBの位置にいた時のオプションが3スナップ、残り1スナップはQBミルローの位置にWRシャヒードがいて同様のプレイをしたスナップです。
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QBダーノルドについては、このブログで再三紹介していますので詳しいことはもう書きませんが、昨季序盤は素晴らしいプレイで強力オフェンスを引っ張り、中盤にはインターセプトを量産して不安定になりましたが、チームの信頼を背にポストシーズンではターンオーバー0(これはNFL初とのこと)と安定を取り戻し、シーホークスをスーパーボウル制覇へ導いてくれました。
表向きのスタッツ(パス成功率やヤード数など)は調べれば出て来ることだと思うので、ここでは二次的なスタッツを、主にPFFから紹介したいと思います。順位は10試合以上出場しているQBの中での順位です。
・20ヤード以上のパス:34/65 成功率52.3% PFF95.5(4位)
・プレッシャー下でのパス:91/179 成功率50.8% PFF53.9(14位)
・プレイアクションでのパス:107/158 成功率67.7% PFF91.2(2位)
・非プレイアクションのパス:272/410 成功率66.3% PFF68.7(20位)
※プレイアクション比率:27.5%(10試合以上出場している選手では多い方から12位)
・パスを投げるまでの時間:2.75秒(短い方から8位)
・2.5秒以内に投げたパス:185/262 成功率70.6% PFF75.9(17位)
・QBの責任で受けたプレッシャー:7.5%(少ない方から3位)
これらのスタッツを見ると、プレイアクションを多用し素早いパスをつなぐOCクビアクのシステムにダーノルドが合致していたということがわかります。逆に言えば、ダーノルドの努力でクビアクのシステムに対応できた、とも言えます。それがスーパーボウル制覇につながったわけです。
※獲得した時にはスーパーボウル制覇までやれるとは思っていませんでした。
今後の課題も明らかです。プレッシャー下でのパスの成績がもう一つ良くないですね。昨季プレイオフにはフィックスできていたように思いますが、今季はさらに向上して、シーズン通してミスのないようにして欲しいですね。
※すべてを乗り越えて栄光を獲得したダーノルド。素晴らしかったですね。
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QBロックは、主に大量リードして試合が決まった時間に出て来て、ダーノルドを休ませる役割をしていました。こういう役割ですので、試合を壊さないようにパスはあまり投げず、ほぼRBにボールを渡すハンドオフマシーンでした(44スナップ中パスプレイは3)。試合中にはよくダーノルドらと話している場面を見ましたので、チームの結束に一役買っていたと思います。
QBミルローは、昨季前半、OCクビアクが企図したと思われるQB2人を入れた特殊なプレイに3スナップだけ出場しました。ただ、こういう中途半端な起用で本人も戸惑っていたのか、この攻撃は成功しませんでした。その結果、第6週からはエマージェンシー(緊急時の)第3QBとしての登録がほとんどになりました。ただそういう中でも、昨季スーパーボウルを制覇したことで、本人にとっては貴重な経験になったと思います。この経験を活かして、ダーノルドの次のQBを狙って欲しいです。
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次からは守備の振り返りへ移ります。個人的にはここからが一番やりたいと思っていたことです。
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ポジション配置で昨季のシーホークスを振り返る、攻撃編の最終回、QB編です。
※PFFはPFFの評価ポイント。QBはQBの位置(中央)、バックはバックフィールド(スクリメージラインから1ヤード以上後方)、インラインはスクリメージライン上、スロットは内側に配置されるレシーバー、ワイドは外側に配置されるレシーバー、それぞれの配置でのスナップ数です。
| 名前 | パス | TD | ラン | PFF | QB | バック | インライン | スロット | ワイド | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ダーノルド | 4048 | 25 | 95 | 79.0 | 1195 | 12 | 1 | 3 | 1211 | |
| ロック | 15 | 0 | -5 | 27.9 | 44 | 44 | ||||
| ミルロー | 0 | 0 | 4 | 26.4 | 3 | 3 |
QBダーノルドにいくつかQB配置以外のスナップがありますが、これは、
・バックに配置されている12スナップはバーンヤード(BarnYard):前回説明したTEバーナーをQBの位置に置いた強化版スニーク
・残りのスロットとワイド4スナップは、QBミルローがQBの位置にいた時のオプションが3スナップ、残り1スナップはQBミルローの位置にWRシャヒードがいて同様のプレイをしたスナップです。
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QBダーノルドについては、このブログで再三紹介していますので詳しいことはもう書きませんが、昨季序盤は素晴らしいプレイで強力オフェンスを引っ張り、中盤にはインターセプトを量産して不安定になりましたが、チームの信頼を背にポストシーズンではターンオーバー0(これはNFL初とのこと)と安定を取り戻し、シーホークスをスーパーボウル制覇へ導いてくれました。
表向きのスタッツ(パス成功率やヤード数など)は調べれば出て来ることだと思うので、ここでは二次的なスタッツを、主にPFFから紹介したいと思います。順位は10試合以上出場しているQBの中での順位です。
・20ヤード以上のパス:34/65 成功率52.3% PFF95.5(4位)
・プレッシャー下でのパス:91/179 成功率50.8% PFF53.9(14位)
・プレイアクションでのパス:107/158 成功率67.7% PFF91.2(2位)
・非プレイアクションのパス:272/410 成功率66.3% PFF68.7(20位)
※プレイアクション比率:27.5%(10試合以上出場している選手では多い方から12位)
・パスを投げるまでの時間:2.75秒(短い方から8位)
・2.5秒以内に投げたパス:185/262 成功率70.6% PFF75.9(17位)
・QBの責任で受けたプレッシャー:7.5%(少ない方から3位)
これらのスタッツを見ると、プレイアクションを多用し素早いパスをつなぐOCクビアクのシステムにダーノルドが合致していたということがわかります。逆に言えば、ダーノルドの努力でクビアクのシステムに対応できた、とも言えます。それがスーパーボウル制覇につながったわけです。
Hey Darnold! 👋 pic.twitter.com/Gz5xh9b4v8
— Seattle Seahawks (@Seahawks) March 13, 2025
※獲得した時にはスーパーボウル制覇までやれるとは思っていませんでした。
今後の課題も明らかです。プレッシャー下でのパスの成績がもう一つ良くないですね。昨季プレイオフにはフィックスできていたように思いますが、今季はさらに向上して、シーズン通してミスのないようにして欲しいですね。
A message from Sam Darnold to the @12s. pic.twitter.com/krZJrd4fdM
— Seattle Seahawks (@Seahawks) February 11, 2026
※すべてを乗り越えて栄光を獲得したダーノルド。素晴らしかったですね。
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QBロックは、主に大量リードして試合が決まった時間に出て来て、ダーノルドを休ませる役割をしていました。こういう役割ですので、試合を壊さないようにパスはあまり投げず、ほぼRBにボールを渡すハンドオフマシーンでした(44スナップ中パスプレイは3)。試合中にはよくダーノルドらと話している場面を見ましたので、チームの結束に一役買っていたと思います。
QBミルローは、昨季前半、OCクビアクが企図したと思われるQB2人を入れた特殊なプレイに3スナップだけ出場しました。ただ、こういう中途半端な起用で本人も戸惑っていたのか、この攻撃は成功しませんでした。その結果、第6週からはエマージェンシー(緊急時の)第3QBとしての登録がほとんどになりました。ただそういう中でも、昨季スーパーボウルを制覇したことで、本人にとっては貴重な経験になったと思います。この経験を活かして、ダーノルドの次のQBを狙って欲しいです。
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次からは守備の振り返りへ移ります。個人的にはここからが一番やりたいと思っていたことです。
私もダーノルドがスーパーボウルQBになるとは思ってもいなかったです。
成功の一つは2023年に49ERSでクビアクと一緒だったので、クビアクがダーノルド向けのオフェンスプランを組み立て出来たのが大きいかなと。
それとセインツからベントンとジャノコをOLコーチ、QBコーチとして一緒に連れて来たのも大きなサポートになったかと思います。
2026年シーズンのオフェンスは、ウォーカー以外は主要メンバーをキープ出来て、ベントンもコーチとして残留し、新OCのフレーリーとは49ERSで一緒と体制はRB以外は整っているで(RBもシュナイダーとマクドナルドで考えていると思います)連覇にむけて頑張って欲しいです。
ロックには、ダーノルドが脇腹の怪我で出場が危ういとなったケースがあったので、非常時には、ベテランとして対処して欲しいですね。
ミルローには、大事な2年目になりそうですね。
最近の大学QBでは少なくなった、転校せずアラバマ大学のみでプロ入りしたので、クビアクのシャナハン流オフェンスに触れる機会が少なかったと思うので、1年目はシステム習得の時間だったかと思います。
(因みに学業は超優秀でアカデミックハイズマンと言われるキャンベルトロフィーを受賞しているので戦術理解力は優れていると思われます。)
バックアップQBのロックも今年30歳になるので、今年のキャンプやプレシーズンで成長を見せて欲しいですね。