今回からはシーホークスが属するNFC西地区の各チームがどういう選手の補強を行ったかを見て行きたいと思います。まずは昨季最後まで激しく戦ったロサンゼルス・ラムズです。
---
◆ドラフトで獲得した選手
1巡13位:QBシンプソン
2巡61位:TEクレア
3巡93位:Tトロスト
6巡197位:WRダニエルズ
7巡232位:DTキーナン
◆トレードで獲得した選手
CBマクダフィー:チーフスに2026年1巡29位+5巡169位+6巡210位+2027年3巡の権利を送り、CBマクダフィーを獲得。さらに4年$124Mの巨額の契約を結ぶ。
◆フリーエージェントから獲得した選手
CBワトソン:3年$51M
LBスチュアード:2年$4.45M
LSカードナ:2年$3.45M
◆再契約したフリーエージェント選手
Sカール:3年$36M
TEヒグビー:2年$6M
WRスミス:1年$1.1M
RBリヴァース:1年$1.2M
Tキッセンベリ:1年$1.5M
Gデディッチ:1年$1.1M
DTマーチソン:1年$1.1M
LBトーマス:1年$1.1M
◆リリース・未契約のフリーエージェント選手
Tヘイヴェンスタイン(引退)
CBダリアス・ウィリアムズ(引退)
QBガロッポロ>(引退を検討中)
WRアトウェル>ドルフィンズへ
TEヴァネット>
Tハンフリーズ>
LBリーダー>
LBハンプトン>パンサーズへ
CBデュラント>カウボーイズへ
CBケンドリック>カウボーイズへ
CBマクレイリー>ライオンズへ
CBウィザースプーン>コマンダーズへ
LSマクエイド>
---
このオフのラムズの動きで最初に驚いたのは、CBマクダフィーのトレードでした。
そしてシーホークスがCBウィザースプーンとの契約更新を控えている時に、このマクダフィーとCBとして過去最高額の契約を結びました。
ここでもシーホークスへプレッシャーをかけているわけですが、CBはマクダフィーだけでなくCBワトソンも獲得し、CBのスターターはチーフスから来た選手が2人という状況になりました。昨季のラムズのほぼ唯一の弱点がパスカバーでしたので、CBは総入れ替えして、穴を重点的に塞いだということになります。
---
そして驚いたのがドラフトです。全体13位でなんとQBシンプソンを獲得しました。
QBスタッフォードは2月に38歳になりましたが、昨季はMVPを獲得するなど年々円熟味を増しているので、ラムズは彼との契約更新を進めているという話でした。そんな時に1巡でQBを獲得、それもQBシンプソンは1巡下位から2巡上位での指名が予想されていただけに、13位での獲得というのは周囲に驚かれました。
ドラフト後の会見ではGMスニードの横で怒っているHCマクヴェイの姿が見られました。これはおそらくQBスタッフォードの顔を立てるためのHCマクヴェイのブラフ、三味線だと思います(その後QBシンプソンから事前にマクヴェイと極秘に会談しているという話が出ました)が、QBスタッフォードがもし事前に知らされていなかったとしたら態度を硬化させても仕方ないレベルの話です。まあ、おそらくQBスタッフォードもチームの今後を考えた獲得ということで理解しているのだと思います。QBシンプソンはQBスタッフォードの下で1,2年勉強して、スタッフォードが引退するとともにスターターになるのでしょう。
ただ、今季の戦力にはおそらくならないでしょうから、全体13位をQBに使ってくれたのは、今年のシーホークスとしてはラッキーでした。そのあとのドラフトでは、昨季猛威を振るった3人のTEを使った攻撃をさらに強化するために2巡でTEを、そしてTヘイヴェンスタイン引退後を担うTを補強しています。
---
このオフ、ラムズが世間を騒がせた話題がもう一つあります。WRナクアの話です。
ナクアはこれまでも、チーム方針に反してロッカールームから動画配信をしたり、インターネットでのライブ配信の中で審判を批判してNFLから罰金を科されたりしていましたが、この噛みつきの件に及んで、ついにナクアは厚生施設に入れられることになってしまいました。
ナクアは今季中にもラムズとの契約更新が予想されていますが、こんな状況では交渉はなかなか進まないでしょう。シーホークスはエースWRスミス-インジグバ(JSN)とWR過去最高額で契約更新しましたが、うちのエースはJSNで良かったな、と思わせるようなWRナクアの行動でした。ナクアはすでに厚生施設から出て、オフシーズンプログラムに参加しています。
---
ということで、不安点だったCBを上に書いたように総入れ替えし、もう一つの不安点だったスペシャルチームは、昨季後半に獲得したKメヴィス、そして新STコーディネーターのヴェントロン、さらにペイトリオッツ時代に彼の下でプレイしていたLSカードナの獲得で塞ごうとしています。着実に補強して、QBスタッフォードに引退前の最後の花道を飾らせてあげよう、というところですが、WRナクアの素行など不安点もあります。来季、どうなるでしょうか。強敵であることは変わりないでしょう。
次回はフォーティーナイナーズ編です。
---
◆ドラフトで獲得した選手
1巡13位:QBシンプソン
2巡61位:TEクレア
3巡93位:Tトロスト
6巡197位:WRダニエルズ
7巡232位:DTキーナン
◆トレードで獲得した選手
CBマクダフィー:チーフスに2026年1巡29位+5巡169位+6巡210位+2027年3巡の権利を送り、CBマクダフィーを獲得。さらに4年$124Mの巨額の契約を結ぶ。
◆フリーエージェントから獲得した選手
CBワトソン:3年$51M
LBスチュアード:2年$4.45M
LSカードナ:2年$3.45M
◆再契約したフリーエージェント選手
Sカール:3年$36M
TEヒグビー:2年$6M
WRスミス:1年$1.1M
RBリヴァース:1年$1.2M
Tキッセンベリ:1年$1.5M
Gデディッチ:1年$1.1M
DTマーチソン:1年$1.1M
LBトーマス:1年$1.1M
◆リリース・未契約のフリーエージェント選手
Tヘイヴェンスタイン(引退)
CBダリアス・ウィリアムズ(引退)
QBガロッポロ>(引退を検討中)
WRアトウェル>ドルフィンズへ
TEヴァネット>
Tハンフリーズ>
LBリーダー>
LBハンプトン>パンサーズへ
CBデュラント>カウボーイズへ
CBケンドリック>カウボーイズへ
CBマクレイリー>ライオンズへ
CBウィザースプーン>コマンダーズへ
LSマクエイド>
---
このオフのラムズの動きで最初に驚いたのは、CBマクダフィーのトレードでした。
そしてシーホークスがCBウィザースプーンとの契約更新を控えている時に、このマクダフィーとCBとして過去最高額の契約を結びました。
ここでもシーホークスへプレッシャーをかけているわけですが、CBはマクダフィーだけでなくCBワトソンも獲得し、CBのスターターはチーフスから来た選手が2人という状況になりました。昨季のラムズのほぼ唯一の弱点がパスカバーでしたので、CBは総入れ替えして、穴を重点的に塞いだということになります。
---
そして驚いたのがドラフトです。全体13位でなんとQBシンプソンを獲得しました。
QBスタッフォードは2月に38歳になりましたが、昨季はMVPを獲得するなど年々円熟味を増しているので、ラムズは彼との契約更新を進めているという話でした。そんな時に1巡でQBを獲得、それもQBシンプソンは1巡下位から2巡上位での指名が予想されていただけに、13位での獲得というのは周囲に驚かれました。
ドラフト後の会見ではGMスニードの横で怒っているHCマクヴェイの姿が見られました。これはおそらくQBスタッフォードの顔を立てるためのHCマクヴェイのブラフ、三味線だと思います(その後QBシンプソンから事前にマクヴェイと極秘に会談しているという話が出ました)が、QBスタッフォードがもし事前に知らされていなかったとしたら態度を硬化させても仕方ないレベルの話です。まあ、おそらくQBスタッフォードもチームの今後を考えた獲得ということで理解しているのだと思います。QBシンプソンはQBスタッフォードの下で1,2年勉強して、スタッフォードが引退するとともにスターターになるのでしょう。
ただ、今季の戦力にはおそらくならないでしょうから、全体13位をQBに使ってくれたのは、今年のシーホークスとしてはラッキーでした。そのあとのドラフトでは、昨季猛威を振るった3人のTEを使った攻撃をさらに強化するために2巡でTEを、そしてTヘイヴェンスタイン引退後を担うTを補強しています。
---
このオフ、ラムズが世間を騒がせた話題がもう一つあります。WRナクアの話です。
ナクアはこれまでも、チーム方針に反してロッカールームから動画配信をしたり、インターネットでのライブ配信の中で審判を批判してNFLから罰金を科されたりしていましたが、この噛みつきの件に及んで、ついにナクアは厚生施設に入れられることになってしまいました。
ナクアは今季中にもラムズとの契約更新が予想されていますが、こんな状況では交渉はなかなか進まないでしょう。シーホークスはエースWRスミス-インジグバ(JSN)とWR過去最高額で契約更新しましたが、うちのエースはJSNで良かったな、と思わせるようなWRナクアの行動でした。ナクアはすでに厚生施設から出て、オフシーズンプログラムに参加しています。
---
ということで、不安点だったCBを上に書いたように総入れ替えし、もう一つの不安点だったスペシャルチームは、昨季後半に獲得したKメヴィス、そして新STコーディネーターのヴェントロン、さらにペイトリオッツ時代に彼の下でプレイしていたLSカードナの獲得で塞ごうとしています。着実に補強して、QBスタッフォードに引退前の最後の花道を飾らせてあげよう、というところですが、WRナクアの素行など不安点もあります。来季、どうなるでしょうか。強敵であることは変わりないでしょう。
次回はフォーティーナイナーズ編です。
1巡のシンプソン指名はアメリカでも驚きだったみたいですね。
スタッフォードについては、下記の記事の中盤あたりに、13位に残っていた場合にシンプソンを指名するプランを、事前にマクベイがスタッフォードに直接伝えていたとスニードがインタビューで答えています。
https://heavy.com/sports/nfl/los-angeles-rams/snead-stafford-contract-trade-simpson-draft-mcvay/
アメリカでも大方は1巡をWRかCBに使う想定だったようですね。
特にWRはナクアには、くっぴーさんの仰っている問題があり、アダムスも年齢・契約の問題(2026年末で34歳・契約最終年)があるにもかかわらず、6巡でヘンダーソンJr.を1人指名したのみで上位ではWRを取らなかったのは吉と出るか凶と出るかですね。
今後もラムズの動向には目が離せないですね。