GO! HAWKS! by kp_sea12

NFLのシアトル・シーホークスを応援するブログです!

【自己紹介】2019年からシーホークスのブログをはじめました。2013年頃からのシーホークスファンです。 (アメフトのプレイ経験はありません。)

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NFL2025

ポジション配置で昨季のシーホークスを振り返る ⑨ST編

ポジション配置で昨季のシーホークスを振り返る、最後はスペシャルチーム編です。これをどうやってまとめるのか、とても悩みました。とりあえず選手をスナップ数が多い順に並べてみます。右にはスペシャルチームの6つのシチュエーション別のスナップ数を入れました。表をクリック/タップすると別窓で表示します。

ST1

ST2


本当は、パントユニットならガンナーとかアップバックとかラインマン、パントリターンならジャマーとかラッシャーとかブロッカーまで分けたかったのですが、ちょっと煩雑過ぎて断念しました。

この表を見ると、スペシャルチームで活躍している選手が誰なのかがよくわかります。FBラッセルがスペシャルチームのキャプテン格ですが、DLモリスがその次に来るのには驚きがありました。タックル数ではFBラッセルの次がLBナイトで、彼はここで頑張っています。確かに彼が相手リターナーを止める場面をよく見ました。また、11試合しか出場していないのに181スナップに出場しているLBスラットも、これなら再契約されるよな、と納得しました。守備スナップではほとんど見ないEDオトゥールも164スナップとかなり出場しています。



※FBラッセルは2年契約で契約を更新しました。高い評価が伺われます。

今季のFAで残留させた選手がスペシャルチームでどのくらい重要だったかもわかります。スナップ数が多いメンバーで移籍となったのはWR D.ヤングぐらいで、他のスナップ数上位の選手は全員残留しています。特にWRボーボはジャガーズから引き抜きがあったにもかかわらず、シーホークスは契約条件を引き上げて残留させました。ここに出ている成績としてはタックル数2とそこまでではない気もしますが、GMシュナイダーが"Jake’s a culture guy."と言ったように、シーホークスの文化を体現している選手です。



去年バレーボール選手と婚約したボーボ。契約更新は嬉しいでしょうね。

この表を作ってみて発見したのは、FGのスナップにはスターターのOL・DLが出ているというところですね。名前の背景が赤い選手はスターターです。ちゃんと見ている人には常識なのかもしれませんが、私はこうやって調べてみて初めて知りました。

今季のシーホークスのスペシャルチームで話題になったのは、DLモリスDLピリが並んでいたキックオフです。



ピリが相手リターナーのボールを弾いてファンブルさせたわけですが、モリスは体重134キロに対して、ピリは152キロあります。こんな大きな選手がキックオフ時に並んでいるということで驚かれました。2024年から変わったダイナミック・キックオフに対応してこういう大きい選手を並ばせたのだと思われますが、STコーディネーターのジェイ・ハーボウのアイデアもすごいですね。

もちろん、KマイヤーズPディクソンは、今季非常に素晴らしいプレイをしました。ここでは改めて述べません。LSストールも2年契約で残留しました。LSには異例のハイライト動画ができてましたね。スペシャルチームまで洗練されて初めてスーパーボウルを制覇できるんだ、というのがよくわかったシーズンでした。



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ポジション配置で昨季のシーホークスを振り返る、はこれで終わりです。次はコーチ陣を振り返った後、ドラフト展望へ移ります。










ポジション配置で昨季のシーホークスを振り返る ⑧DB編

ポジション配置で昨季のシーホークスを振り返る、今回はDB編です。DBということでコーナーバック(CB)やセイフティ(S)と登録されていても、実にいろんなポジションを守っているのだな、というのがよくわかりました。

DB (2)



見づらくなってしまいましたね。タップすると別窓で開きますので、拡大して見てみて下さい。DLはライン、BoxはDLの後ろ、スロットコーナー(Slot Corner)は中央付近に配置されるCB、ワイドコーナー(wide corner)は外側に配置されるCB、FSは一番後ろを守るフリーセイフティです。

まず思うのは、Sエマンウォリの特殊さです。左右のOLB、ボックスのLB、そしてスロットコーナー(ニッケルバック)と、あらゆるところを守っています。HCマクドナルドが好むのがこういう選手ですね。もう少しでルーキー・オブ・ザ・イヤーという大活躍でした。(本当はジャマール・アダムズにこれを期待していたんですけどね。)



※HCマクドナルドはエマンウォリを非常に高く評価しています。あの体格であれだけの動きができるのがすごいですね。

エマンウォリほどではないですが、CBウィザースプーンもあらゆるところを守っています。スーパーボウルでは彼が再三ブリッツをしかけたように、ワイドコーナーからスロットコーナー、そしてOLBまで、彼も非常に高いレベルであらゆることができます。このDBの2枚看板がシーホークスの強みです。



※スーパーボウルのウィザースプーンはすごかったですね。

CBの中でスナップ数が一番多かったのはCBウーレンです。昨季途中には不調に陥りましたが、首脳陣の我慢強い起用で盛り返して、素晴らしい戦力になりました。フリーエージェントでイーグルスへ行ってしまいましたが、今後も頑張って欲しいところですね。一方CBジョーブは残留し、ウーレンの後釜はCBプリチェットCBジャン-チャールズCBイグビノギニらが争うことになります。現状で一番手はプリチェットだと思いますが、ルーキー含め誰かすごい選手がまた出てきて欲しいですね。

SブライアントSオカダSラヴについては、主にFSで、起用ポジションは同じ感じです。ブライアントはベアーズへ行きましたが、オカダなら彼のポジションを引き継げる、というのがわかります。今季はセイフティの3番手の座を、SフィンリーSベルS R.トーマスらが競います。



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次回は最終回、スペシャルチーム(ST)編です。










ポジション配置で昨季のシーホークスを振り返る ⑦LB編

ポジション配置で昨季のシーホークスを振り返る、今回はLB編です。OLBは前回のDL編に含めたので、主にILBのポジション表ですね。

LB


アーネスト・ジョーンズが真ん中、トーマスはやや外寄りですね。ナイトは比較的まんべんなく守っています。ジョーンズやトーマスが欠場した時の補助的な役回りだったと思いますが、これは経験になりますね。彼らが非常に強いシーホークスのラン守備を支えていました。

LBアーネスト・ジョーンズは、私が見る限りチームに相当大きな良い影響を与えている戦力だと思うのですが、PFFでは61.5とほぼ平均的な評価です。こういうところはPFFの評価に疑問を感じますね。HCマクドナルドが彼のことを「戦力を倍増させる選手」(force multiplier:ゲームで言うところのバフ役)と表現したように、彼は周りの選手を、プレイだけでなくコミュニケーションでも盛り上げてくれます。こういう選手は本当に貴重ですし、彼をおととしシーズン途中に獲得したGMシュナイダーは超ファインプレイでした。



※QBダーノルドがラムズ戦で4INTを喫して惜敗した試合の後のこのアーネスト・ジョーンズのコメントが、昨季の流れを決めましたね。これ以降急速にチームがまとまったと思います。『彼は我々のQBだし、我々は彼を支えている。何か言いたいことがあるんなら、はっきり言って「くそくらえ」だ』。スーパーボウル勝利後のセレモニーでも言ってましたね。


LBトーマスはもともとは2023年にレイダースへドラフト外で加入しましたが、シーホークスに移って来てからは徐々に出番を増やし、昨季急激に成長して、完全にスターターとなりました。このパフォーマンスで$1Mのボーナスを得ましたし、さらにこのオフにチームから2年$8Mで新たな契約をもらいました。ドラフト外からの出世株です。今季も頑張って欲しいですね。



※レギュラーシーズン最終戦で試合を決めるインターセプト。素晴らしい反応でしたね。

LBナイトも今季は3年目、経験は十分積んでいますので、いつでもスターターを張れるよう、トーマスに負けずに頑張って欲しいです。

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次はDB編です。これをまとめるのは苦労しました。











ポジション配置で昨季のシーホークスを振り返る ⑥DL編

ポジション配置で昨季のシーホークスを振り返る、という企画を始めたのは、守備のポジションを見たかったというのが主な理由です。ここからがわたし的にはメインです。

まずはDL編ということで、各DLのポジションをPFFからまとめてみました。数字はスナップ数です。(下図はタップすると別窓で表示します。)

DLposition

上の方に少し説明を入れましたが、NTの正面が相手OLのセンター、LEの正面がRT、REの正面がLTになります。右側の方のBoxはDLより後ろの真ん中、DBはさらに後ろの配置です。

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試合中継だけを見ていて、どの選手がどこにいるかというのはなかなか把握できないです。さすがに私もコーチフィルムまでみて選手の動きを把握するような時間はまったくないので、PFFの力を借りて選手がどの場所にいるか、その傾向を知ろうと思ってこの表を作りました。

こう見ると選手起用はかなり明らかなんですね。DLでは、マーフィーは真ん中、リードが真ん中外寄り、ウィリアムズはさらに外寄り。OLBでは、ローレンスはやや前内寄りに守り、ヌウォス、マフェ、ホールは下がった外側です。ローレンスの役割が特殊だというのもわかります。



※ローレンスは怪我明けでどうかと思っていましたが、見事に再びプロボウラーとなりました。

各選手で左右の偏りはそんなにないですね。ウィリアムズやリード、ローレンスはやや左、マーフィーはやや右が多いですが、各選手とも左右どちらも守っています。私がいつもやっている選手一覧でRDEとかLDEとか書いているRやLはあまり意味がないということがよくわかりました。

ただ、マクドナルドの守備はスナップ直前、スナップ後でポジションが変幻自在に入れ替わることが特徴です。このポジション表ではそこまではわかりません。私にはそこまで解析するのは無理です。アメフト、本当に難しいですね。実際プレイしている選手たちはすごいです。

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次はLB編です。












ポジション配置で昨季のシーホークスを振り返る ⑤QB編

FA補強はひと段落だと思いますので、昨季の振り返りに戻ります。NFLの年度が替わったので、タイトルは「今季」から「昨季」に変更します。カテゴリーは「NFL2025」のままです。

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ポジション配置で昨季のシーホークスを振り返る、攻撃編の最終回、QB編です。

※PFFはPFFの評価ポイント。QBはQBの位置(中央)、バックはバックフィールド(スクリメージラインから1ヤード以上後方)、インラインはスクリメージライン上、スロットは内側に配置されるレシーバー、ワイドは外側に配置されるレシーバー、それぞれの配置でのスナップ数です。

名前パスTDランPFFQBバックインラインスロットワイド合計
ダーノルド4048259579.0119512
131211
ロック150-527.944
44
ミルロー00426.43
3

QBダーノルドにいくつかQB配置以外のスナップがありますが、これは、

・バックに配置されている12スナップはバーンヤード(BarnYard):前回説明したTEバーナーをQBの位置に置いた強化版スニーク

・残りのスロットとワイド4スナップは、QBミルローがQBの位置にいた時のオプションが3スナップ、残り1スナップはQBミルローの位置にWRシャヒードがいて同様のプレイをしたスナップです。

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QBダーノルドについては、このブログで再三紹介していますので詳しいことはもう書きませんが、昨季序盤は素晴らしいプレイで強力オフェンスを引っ張り、中盤にはインターセプトを量産して不安定になりましたが、チームの信頼を背にポストシーズンではターンオーバー0(これはNFL初とのこと)と安定を取り戻し、シーホークスをスーパーボウル制覇へ導いてくれました。

表向きのスタッツ(パス成功率やヤード数など)は調べれば出て来ることだと思うので、ここでは二次的なスタッツを、主にPFFから紹介したいと思います。順位は10試合以上出場しているQBの中での順位です。

・20ヤード以上のパス:34/65 成功率52.3% PFF95.5(4位)

・プレッシャー下でのパス:91/179 成功率50.8% PFF53.9(14位)

・プレイアクションでのパス:107/158 成功率67.7% PFF91.2(2位)

・非プレイアクションのパス:272/410 成功率66.3% PFF68.7(20位)

※プレイアクション比率:27.5%(10試合以上出場している選手では多い方から12位)

・パスを投げるまでの時間:2.75秒(短い方から8位)

・2.5秒以内に投げたパス:185/262 成功率70.6% PFF75.9(17位)

・QBの責任で受けたプレッシャー:7.5%(少ない方から3位)

これらのスタッツを見ると、プレイアクションを多用し素早いパスをつなぐOCクビアクのシステムにダーノルドが合致していたということがわかります。逆に言えば、ダーノルドの努力でクビアクのシステムに対応できた、とも言えます。それがスーパーボウル制覇につながったわけです。



※獲得した時にはスーパーボウル制覇までやれるとは思っていませんでした。

今後の課題も明らかです。プレッシャー下でのパスの成績がもう一つ良くないですね。昨季プレイオフにはフィックスできていたように思いますが、今季はさらに向上して、シーズン通してミスのないようにして欲しいですね。



※すべてを乗り越えて栄光を獲得したダーノルド。素晴らしかったですね。

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QBロックは、主に大量リードして試合が決まった時間に出て来て、ダーノルドを休ませる役割をしていました。こういう役割ですので、試合を壊さないようにパスはあまり投げず、ほぼRBにボールを渡すハンドオフマシーンでした(44スナップ中パスプレイは3)。試合中にはよくダーノルドらと話している場面を見ましたので、チームの結束に一役買っていたと思います。

QBミルローは、昨季前半、OCクビアクが企図したと思われるQB2人を入れた特殊なプレイに3スナップだけ出場しました。ただ、こういう中途半端な起用で本人も戸惑っていたのか、この攻撃は成功しませんでした。その結果、第6週からはエマージェンシー(緊急時の)第3QBとしての登録がほとんどになりました。ただそういう中でも、昨季スーパーボウルを制覇したことで、本人にとっては貴重な経験になったと思います。この経験を活かして、ダーノルドの次のQBを狙って欲しいです。

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次からは守備の振り返りへ移ります。個人的にはここからが一番やりたいと思っていたことです。














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